カテゴリー: 競馬

グリ・ド・グリの復活祭

昨日の4月4日は復活祭。サン=クルー競馬場でエドモン・ブラン賞(GⅢ、4歳上、1600メートル)が行われました。 8頭の登録がありましたが、有力馬の1頭と目されていたスリックリー・ロイヤル Slickly Royal が取り消して7頭立て。...

レパーズタウンのギニー・トライアル

3月28日、アイルランドのレパーズタウン競馬場でギニーに向けた二つのトライアルが行われました。 まずレパーズタウン・1000ギニー・トライアル(GⅢ、3歳牝、7ハロン)は12頭の登録がありましたが、ワット・アバウト・ミー What Abou...

英国ターフ競馬も開幕

復活祭(今年は4月4日)の前週、漸くイギリスの芝コースの平場シーズンが開幕しました。3月27日、例年の通りドンカスター競馬場。 ドンカスターのオープニングにはパターン・レースは組まれていませんが、名物のリンカーン・ハンデキャップ(4歳上、1...

レースホース2009

今年もレースホース Racehorses が届きました。折しもヨーロッパの平場競馬で最初のパターン・レースが行われた3月20日のこと。 英国競馬の年鑑書に相当するレースホースは、競馬ジャーナリズムの英知を結集して1948年にフィル・ブル P...

アイルランドの平場シーズンも開幕

3月21日、アイルランドの平場シーズン2010年がカラー競馬場で開幕しました。この日組まれたパターン・レースは一鞍ですが、いきなり歴史に残る椿事が起きてしまいます。 この日は7レースが行われましたが、第1レースから歴史は始まります。即ち、 ...

ヨーロッパ競馬2010開幕

昨日(3月20日)、復活祭を控えてやっとヨーロッパの平場競争が開幕しました。とは言っても平場競走そのものは年初から各地で行われていますが、私が競馬日記で取り上げるパターン・レースが始まるのは例年3月の復活祭前のこと。 さて昨日はイギリスでウ...

英国競馬1960(5)

50年前の英国競馬、最後にクラシック・レース以外の大レースも簡単に振り返っておきましょう。 先ず英国最大のチャンピオン決定戦であるキングジョージ6世・クイーン・エリザベス・ステークスは、伏兵アグレッサー Aggressor が大本命のプチッ...

英国競馬1960(4)

前回の続きで、1960年英国の牡馬クラシック戦線の最後、セントレジャーを概観しましょう。 さてダービーは様々なアクシデントに見舞われながらもセント・パディ St Paddy の圧勝で幕を閉じました。 しかしながら競馬マスコミは、この年の3歳...

英国競馬1960(3)

1960年の英国競馬、3回目は愈々ダービーです。 さて1マイルの2000ギニーを争ったマーシャル Martial とヴェンチャー Venture Ⅶ は共に1マイル半に適した血統ではなく、当初からダービーは視野に入っていませんでした。日本で...

英国競馬1960(2)

50年前の英国競馬回顧、2回目は1000ギニーとオークスを取り上げましょう。二つのクラシックを同時に扱うのは、同じ馬が勝ったから。つまり二冠馬ですね。 1959年、イギリスの最強牝馬はパディーズ・シスター Paddy’s Sis...

英国競馬1960(1)

去年初めて試みた50年前のイギリスを中心にした競馬回顧、今年も新シーズンがスタートするまでの暇潰しに振り返ることにしましょう。 1960年のクラシック、先ずは2000ギニーから。 前年の2歳王者シング・シング Sing Sing は2歳時に...

香港はフランス対地元に

昨日の日曜日は、香港のシャー・ティン競馬場でフェスティヴァルが行われました。既に日本のメディアでも報道されていますから私が改めて書くこともありませんが、ま、記録のために若干触れておきましょう。 去年は日本からの参加馬が無いレースについては全...