ラトル、渾身の「グレの歌」

3日連続の声楽付き大作、第2夜はシェーンベルクの「グレの歌」。サー・サイモン・ラトルが、今年はベルリン・フィルではなくロンドン交響楽団を指揮してプロムスに登場しました。 8月19日 ≪Prom 46≫ シェーンベルク/グレの歌  ロンドン交...

真夏のレクイエム

20日の日曜日、久し振りにコンサートに出掛けました。会場は江東区、半蔵門線の住吉駅から近いティアラこうとう大ホールで、「真夏のレクイエム」と銘打たれた次のプログラム。 モーツァルト/交響曲第38番「プラハ」      ~休憩~ モーツァルト...

ビエロフラーヴェクに捧ぐ

昨日は他事忙しく、プロムスを聴いている時間がありませんでした。一日休んで再開したのは、8月18日のBBC響。この日から3日間は声楽付きの大曲ばかりが続きます。 その第一弾がマーラーの「復活」。 8月18日 ≪Prom 45≫ マーラー/交響...

デル・マー・マイル、連覇成らず

昨日は出掛けたこともあってバタバタとした報告になったアメリカ競馬、8月20日の日曜日もデル・マー競馬場でG戦一鞍、デル・マー・マイル Del Mar Mile (芝GⅡ、3歳上、8ハロン)が行われました。 firm の馬場に6頭が出走し、去...

人気馬総崩れのドーヴィルG戦

日曜日はドーヴィル競馬場でも3鞍のG戦が行われました。その内2鞍はGⅠ戦で、夏のドーヴィルもそろそろ終盤戦です。この日は馬場が乾いて good 、どうやらこれがサプライズの要因になったようでした。 最初は、いきなりGⅠ戦のジャン・ロマネ賞 ...

オブライエン対決の意外な結末

8月20日の日曜日、アイルランドのカラー競馬場ではG戦が4鞍も組まれていました。その内3鞍は2歳戦で、そろそろ来年のクラシックに向けて有力候補たちが出揃ってきた印象です。 この日の馬場は yielding to soft と重く、スピード馬...

アロゲート連敗!

今週のアメリカ競馬、土曜日のG戦は全部で6鞍と少なめですが、注目はデル・マーのパシフィック・クラシックでしょう。でもその前に・・・。 サラトガ競馬場のG戦は2鞍。先ずレイク・プラシッド・ステークス Lake Placid S (芝GⅡ、3歳...

ソーベツ、仏オークス馬を破る

土曜日の最後は、フランスはドーヴィル競馬場で行われたG戦2鞍のレポートです。馬場は good to soft で、だんだん秋めいてきました。 最初はヴェルメイユ賞、あるいは凱旋門賞にも繋がるノネット賞 Prix de la Nonette ...

セントジョージ、トライアルを3連覇

続いてアイルランドに飛びましょう。カラー競馬場で行われたアイリッシュ・セントレジャー・トライアル・ステークス Irish St Leger Trial S (GⅢ、3歳上、1マイル6ハロン)。yielding と渋った馬場に6頭立て。ここは...

セントレジャーに新たな候補

8月第3週の土曜日は英愛仏3か国で揃ってG戦が行われ、夫々が秋のビッグ・レースに向けた格好のトライアルを提供していました。国ごとに稿を分けてレポートしていきます。 先ずイギリスはニューバリー競馬場の2鞍。soft 、所により good to...

デュトワの叙勲コンサート

16日のプロムスはロト指揮するレ・シエクルスによる素晴らしいフランス音楽を堪能しましたが、翌日もフランス音楽、あるいはラテン系の音楽が続きます。 今年80歳になる巨匠シャルル・デュトワが、1960年代から良好な関係を築いてきたロイヤル・フィ...

フランスのエスプリ

スコティッシュ室内管の独墺作品を聴いた翌日のプロム、思い切り方向転換してフランス音楽の精髄を楽しみました。 プロムスではほぼ2年おきに登場している名指揮者ロトが、主兵のレ・シエクルスを率いて以下のプログラム。 8月16日 ≪Prom 42≫...