これぞプロムス

プロムスにはいくつか聴き所があります。有名指揮者と偉大なオーケストラの競演、極めて多彩なプログラム、毎年設定されるテーマに沿って集中的に関連作品を鑑賞する、多くの世界初演乃至は英国初演で新しい音響を体験する等々。 それでも私が個人的に楽しみ...

才人、ウイグルスワース

前日の魔笛に続き、28日のプロムスは今年40歳になる英国の指揮者・ウイグルスワースが登場しました。今度はブリテン・シンフォニアの指揮者としてです。いや、指揮者ばかりじゃありません。この日は彼の多彩な音楽活動が全開した一日でもありました。 8...

グラインドボーン・オペラ、今年は魔笛

プロムスでは毎年、オペラが数本上演されます。演奏会形式であったりセミ・ステージであったりとスタイルは様々ですが、毎年必ず参加しているグラインドボーン歌劇場はセミ・ステージが売り物。今年の出し物はモーツァルトの魔笛でした。キャストは若手を中心...

ハーディングとパリ管の都会と田舎

25日のプロムスは、英国でベストセラーになっている「ロスト・ワーズ」という自然ものに因んだコンサートだったようで、この日はパス。一日休んで26日のプロムス50を聴きました。パリからパリ管を迎え、常任指揮者のハーディングが指揮します。 8月2...

ルーマニアの新星、マチェラルー

今年のプロムスもそろそろ第6週目に入っていると思います。20数回のコンサートを残すのみですが、折角ここまで聴いてきましたから、もう少し頑張りましょう。 24日のプロムス48は、最近注目されているルーマニアの指揮者、クリスチャン・マチェラルー...

新監督と登場したゲヴァントハウス管

23日のプロムスは、ライプチヒからの賓客を招いての一夜。前半にオルガンのコンサート、後半は世界でも最も歴史あるオーケストラが、プロムスではお披露目となる新監督とのコンビで伝統的ブルックナーという、一粒で二度美味しいプロムスでした。 8月23...

キーワードは100年

21日のプロム45はジャズを中心にしたプログラムでしたので、小生はパス。一日休養して22日から再開しましょう。 そのプロム46、バーミンガム市交響楽団が、そのカリスマ音楽監督のグラジニテ=ティラと共に登場しました。今年のプロムスの隠れテーマ...

ジャングルと化したロイヤル・アルバート・ホール

高らかに第9が鳴り渡った翌日、アルバート・ホールは不思議な音響に満ちていました。ベルリン・フィルを去ったサー・サイモン・ラトルが現在の主兵ロンドン交響楽団を率い、ラトルならではのプログラムを展開しています。 8月20日 ≪Prom 44≫ ...

真夏の第9

最近のプロムス、毎年のように何処かのオケ、誰かの指揮でベートーヴェンの第9が演奏されることが習慣になっているようで、今年も真夏の第9がロイヤル・アルバート・ホールに響き渡りました。 8月19日 ≪Prom 43≫ ジョナサン・ドーヴ Jon...

2つの第1交響曲

18日のプロムスは、大英帝国を構成する4大州の一つ北アイルランドの都ベルファストを本拠とするアルスター管弦楽団が、2014年から音楽監督を務めるラファエル・パヤーレと共に青春をテーマとしたプログラムを披露しました。 8月18日 ≪Prom ...

ヘンリー・ウッドとロシア音楽

プロムスもそろそろ第5週目に突入しました。ということは折り返し点を過ぎたということです。 前日はヴィクトリア女王のアニヴァーサリー・コンサートでしたが、17日はヘンリー・ウッド生誕150年記念プログラム。今年のプロムス何度目の企画でしょうか...

ヴィクトリア女王生誕200年祭

今年のプロムスではヘンリー・ウッド、ベルリオーズのアニヴァーサリーを祝っていますが、英国にとって、そしてプロムスにとって最も重要な人物がアニヴァーサリーを迎えています。それがクィーン・ヴィクトリアの生誕200年。16日にはこれに因んだコンサ...