カテゴリー: 音盤

今日の1枚(236)

EMIが作成し、去年の10月からNMLでも配信されるようになった「20世紀の偉大な指揮者たち」シリーズ、愈々最後に登場するのが、チェコの産んだ名指揮者ラファエル・クーベリックです。私もクーベリックは何度かナマ演奏を聴きましたし、その存在感に...

今日の1枚(235)

シェルヘンの2枚目は、恰も一夜のコンサートの様な選曲になっています。しかしこのプログラムは如何にもシェルヘンには相応しくないでしょうね。その辺は後で・・・。 ①レズニチェック/歌劇「ドンナ・ディアナ」序曲 ②ハイドン/交響曲第100番「軍隊...

今日の1枚(234)

カラヤンの次に登場する指揮者は、帝王とは対照的なマエストロ、ヘルマン・シェルヘンです。私もシェルヘンのディスクは余り聴いていませんので、最初に短くプロフィールを。 1891年にベルリンで生まれ、1966年にフィレンツェで客死したドイツの指揮...

今日の1枚(233)

私が初めてカラヤンのレコードを買ったのは、いや買って貰ったのは、コロンビアから出ていた「フィルハーモニア・プロムナード・コンサート」というモノラルのLP盤でした。楽しい作品ばかりが収められていた1枚で、正にクラシック入門者にはうってつけ。こ...

今日の1枚(232)

「20世紀の偉大な指揮者たち」シリーズ、19人目は遂にヘルベルト・フォン・カラヤンです。残すはシェルヘンとクーベリックのみとなりました。 カラヤンに付いては説明の必要もないでしょう。人気・実力もナンバーワンだっただけに、アンチ・カラヤンとい...

今日の1枚(231)

ワルターの2枚目 私がクラシック音楽を聴き始めた頃は既にメンゲルベルク、フルトヴェングラー、トスカニーニは世に無く、同世代の巨匠ではワルターだけが毎月の様に新録音を発表していました。そのワルターの訃報を聞いたのは確か日曜日の朝、NHKの音楽...

今日の1枚(230)

20世紀の偉大な指揮者たち、と言っても今回は19世紀末から活躍していたブルーノ・ワルター登場。SP時代からステレオ初期まで録音を残した巨匠で、最初の1枚は①はウィーン・フィル、②はニューヨーク・フィルとの何れもモノラル録音です。 ①ベートー...

今日の1枚(229)

今日はライナーの2枚目を聴きます。私の印象ではライナーは「怖い」指揮者の代表で、オーケストラの団員から最も恐れられた人物としてのイメージが強く残っています。巨匠の時代にはワンマン・タイプの指揮者は当たり前で、トスカニーニ、セル、クレンペラー...

今日の1枚(228)

今年最初の音盤カテゴリーは、去年から引き続きNML配信で聴くEMIの「20世紀の偉大な指揮者たち」シリーズから、フリッツ・ライナーのアルバムを聴きましょう。 ライナーと言えばRCAに録音していたシカゴ交響楽団との名演が数多くあり、私もクラシ...

今日の1枚(227)

今年最後の日記は、音盤カテゴリーの「今日の1枚」からブッシュの2枚目となりました。10月からNMLで配信されることになったEMIの「20世紀の偉大な指揮者たち」シリーズを順に聴いてきましたが、これで残すところ5人。 出来れば1月中にシリーズ...

今日の1枚(226)

日程からして今年最後の音盤カテゴリーは、「20世紀の偉大な指揮者たち」シリーズからフリッツ・ブッシュということになります。私はブッシュに付いては余り知りませんし、思い出すほどのエピソードもありません。 晩年にグラインドボーン音楽祭で連続公演...

今日の1枚(225)

前回も紹介したように、フリッチャイが頭角を現し始めたのは戦後直ぐのことで、田代秀穂氏の「世界の指揮者」の最後に最も期待される若手としてカラヤンと並んで紹介されていたことを思い出します。 戦後の復興からドイツ・グラモフォンが早々と25センチL...