カテゴリー: 音盤

今日の1枚(212)

EMIの「20世紀の偉大な指揮者たち」シリーズ、続いてはスイスの名指揮者、エルネスト・アンセルメです。アンセルメは徹底したデッカのアーチストで、EMIとはライヴァルだったレーベル。その枠を超えてのリリースとなりますが、音源は全てデッカ録音と...

今日の1枚(211)

ムラヴィンスキーの2枚目は3曲。これもドイツ音楽から始まり、ムラヴィンスキーとしては比較的珍しいものと思います。ムラヴィンスキーとEMIは連想が繋がりませんが、敢えてレアな音源から集めたのでしょうか。 全てレニングラード・フィルハーモニー管...

今日の1枚(210)

NMLが配信しているHMVの「20世紀の偉大な指揮者たち」シリーズ、クライバーの次はエフゲニー・ムラヴィンスキーです。ムラヴィンスキー、私はチョッと苦手な指揮者で、手元に1枚のCDもありません。従って録音データも判らず、この点に付いてはコメ...

今日の1枚(209)

昨日に続いてエーリッヒ・クライバーの2枚目です。以下の6曲が収録されていることになっていますが、後で記すように極めて珍奇なる1枚。 ①モーツァルト/交響曲第40番 ②リヒャルト・シュトラウス/交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないた...

今日の1枚(208)

暫く音盤カテゴリーは休んでいましたが、今回はエーリッヒ・クライバーに登場願いましょう。昨今のファンはクライバーと言えば息子のカルロスの人気が断然でしょうが、私共の世代では、「断然」父親のエーリッヒですね。カルロスなんてとんでもない、と・・・...

今日の1枚(207)

前回に引き続きボールトの2枚目です。その前に、やっとナマで聴けたエルガーの交響曲第3番、もしボールトが生きていたらどう評価するのでしょうか。仮に指揮したとすればあのスコアからどのような響きを引き出すのかと思うと考え込んでしまいました。 EM...

今日の1枚(206)

次の「20世紀の偉大な指揮者たち」は、EMIの代表的アーチストだったエイドリアン・ボールトです。何れも友人でもあったエルガー、ヴォーン=ウィリアムス、ホルストのチャンピオン、英国音楽の伝道者としても有名ですが、レパートリーは極めて広く、単な...

今日の1枚(205)

ヴァーツラフ・ターリッヒの2枚目。ターリッヒは1883年のモラヴィア生まれで、ヴァイオリン出身の指揮者。日本ではほとんど知られていないと思いますが、1903年から1904年にかけてベルリン・フィルのコンサートマスターを務めています。アルトゥ...

今日の1枚(204)

暫く間が空きましたが、また音盤に戻ります。今回は「20世紀の偉大な指揮者たち」シリーズの5人目、ヴァーツラフ・ターリッヒを聴きましょう。 EMIのシリーズにターリッヒが登場するのは不思議な感じがしますが、敢えて他社の録音を集めた以上は偉大な...

今日の1枚(203)

クリュイタンスの2枚目も様々な音源から集めたもので、特に統一感は感じられないディスク。 ①シューマン/「マンフレッド」序曲 ②ベルリオーズ/幻想交響曲 ③ワーグナー/歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲 ④ムソルグスキー/歌劇「ボリス・ゴ...

今日の1枚(202)

「20世紀の偉大な指揮者たち」シリーズ、アタウルフォ→アルトゥーロ→アルバート と来て、次はアンドレ・クリュイタンスです。 クリュイタンス (1905-1967) に付いてはプロフィールを詳しく紹介するまでもないでしょう。フランスの指揮者で...

今日の1枚(201)

コーツの2枚目は、前回のプロフィールで紹介したワーグナー作品を中心にした構成になっています。 ①ワーグナー/歌劇「タンホイザー」序曲 ②ワーグナー/楽劇「ラインの黄金」~神々のワルハラへの入城 ③ワーグナー/楽劇「ワルキューレ」~魔の炎の音...