カテゴリー: 演奏会

今年の第9・第二弾

私的第9の第二弾は、昨日のサントリーホール。 読売日響・第533回名曲シリーズ  ベートーヴェン/交響曲第9番   指揮/ヒュー・ウルフ   ソプラノ/木下美穂子   メゾ・ソプラノ/林美智子   テノール/高橋淳   バス/与那城敬   ...

今年の第9・第一弾

日本の年末・クラシック音楽界は第9一色になります。私はこれが嫌で、ある時期までは意識して第9演奏会は避けてきました。若い頃に聴いた第9のナマ演奏で記憶に残っているのは、カイルベルト/N響とヨッフム/ベルリン・ドイツ・オペラ管くらいのもの。し...

読売日響・第499回定期演奏会

読売日本交響楽団も、いよいよ今年最後の定期演奏会。冷たい雨の降り頻る一日、サントリーホール前のクリスマス・イリュミネーションが冷え冷えと出迎えてくれます。 定期演奏会の回数を見れば分かるように、いよいよ次回は記念すべき第500回を数えます。...

日本フィル・第626回東京定期演奏会

今年も12月、各オーケストラは2010年最後の定期演奏会を迎えています。日本フィルの12月を任されるのは、首席客演指揮者に迎えられたインキネン。弱冠30歳の俊英です。 出掛ける前に郵便受けをチェックすると、その日本フィルから葉書が・・・。 ...

おとなの直球勝負/小川典子・ピアノリサイタル

敬愛するピアニスト、小川典子が本格的なリサイタルを開くと聞き、出掛けてきました。漸くこの時期らしい寒さが訪れた東京の師走、冴え渡る冬空を仰ぎ見ながら飯田橋に向かいます。 所はトッパンホール、コンサートの内容は以下のもの。 <おとなの直...

読売日響・第498回定期演奏会

このところ読響の11月定期は月も押し詰まった頃に行われるのが習わしのようで、今年は29日が当日でした。 因みに去年も来年も定期演奏会は月末の30日。11月の読響は劇場のピットに入る機会が多いようで、スケジュールの関係でしょう。いずれにしても...

日生劇場の「オルフェオとエウリディーチェ」

昨日の土曜日、有楽町の日生劇場でオペラを見てきました。当劇場が1979年から継続している「青少年のための日生劇場オペラ教室」の一回で、一般公開の初日です。 キャストはダブル・キャストになっていて、私が見たのはオルフェオをアルト歌手が歌うチー...

日本フィル・第625回東京定期演奏会

一昨日の東京シティフィルに続いて、昨日は日本フィルの定期を聴いてきました。いつものサントリーホール。昨日に続いて、というのは、どちらも演奏に使用する「版」が聴き所になっているから。 ところで各所で話題になっているように、今月から来月にかけて...

東京シティフィル・第243回定期演奏会

昨日は初台、東京オペラシティコンサートホールで東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の定期演奏会を聴いてきました。同団創立35周年を記念するベートーヴェン交響曲全曲シリーズの3回目です。 ベートーヴェン/「レオノーレ」序曲第3番 ベートーヴ...

クァルテット・エクセルシオ第20回東京定期演奏会

昨日の日曜日は「晴れ」。(あとで説明します) 上野の東京文化会館小ホールですっかり定着したクァルテット・エクセルシオの第20回東京定期を聴いてきました。 初めてこの団体に接した当時と比べてエクのファンも大分増えてきましたね。 何故かエクの定...

ムズカシイは おもしろい!!(2)

昨日の文化の日、上野の文化会館小ホールで始まった古典四重奏団の新シリーズ、“ムズカシイは おもしろい!!” の第2回目を聴いてきました。 穏やかな秋の陽射しが降注ぐ中、正に弦楽四重奏日和の午後です。 ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第11番ヘ短...

日本フィル・第624回東京定期演奏会

日本フィルの10月定期は、数年ごとに日本フィルの指揮台に立っている尾高忠明です。データによれば13回目の定期登場。今回のような曲目、昨今の氏の活躍ぶりから考えるに、マエストロサロンが無くなってしまったのは真に残念な気がします。新国立劇場のス...