カテゴリー: 競馬

フランスのディープインパクト

先日ドバイから日本に朗報が届けられたばかりですが、今朝、フランスからも我が国競馬ファンに嬉しいニュースが飛び込んできました。 3月の最終日、サン=クルー競馬場で行われたオムニアム賞 Prix Omnium Ⅱ (リステッド、3歳、1マイル)...

ウインター・ダービーと愛のクラシック・トライアル

3月26日の土曜日、英国リングフィールド・パーク競馬場でウインター・ダービー(GⅢ、4歳上、1マイル2ハロン)が行われました。ダービーと言っても古馬によるポリトラックでの一戦で、冬競馬の総決算しての意味を持つレースです。英国のパターン・レー...

日本に勇気を!

慶事です。先ほどドバイで行われた世界最高賞金のレース、ドバイ・ワールド・カップで日本馬がワン・ツー・フィニッシュの快挙を成し遂げました。ヴィクトワールピサ優勝、トランセンド2着。 ヴィクトワールピサはスタートが悪く、前半は最後方。後ろから2...

仏・愛の平場シーズン開幕

激動が予感される2011年、愈々ヨーロッパの平場競馬シーズンも幕開けを迎えました。今年も当ブログはイギリス、アイルランド、フランスのパターン・レースを中心に最新情報をレポートしていく予定です。 さて一昨日の土曜日、先ずは3月19日にフランス...

英国競馬1961(5)

1961年の英国競馬、最後にクラシック以外の大レースを簡単に振り返っておきましょう。イギリス以外の競馬に付いても若干。 先ず古馬戦線ですが、この年はプティット・エトワール Petite Etoile 最後のシーズンとなりました。 1959年...

英国競馬1961(4)

1961年の英国クラシック・レース、最後はセントレジャーです。 前回紹介したように、ダービー馬サイディウム Psidium は早々と引退。セントレジャーに向けては、先ずダービー出走組の動向に注目が集まりました。 エプサムで1番人気になったム...

英国競馬1961(3)

半世紀前の英国クラシック回顧、いよいよダービーです。 三冠の第一関門である2000ギニーが大荒れだったことを紹介しましたが、この年のダービーもそれに負けない大穴が飛び出してしまいました。 勝馬は、ほとんどの人が予想だにしなかったサイディウム...

英国競馬1961(2)

1961年の英国競馬、2回目は牝馬のクラシック戦線を見て行きましょう。 前回も触れたように、前年2歳馬のフリーハンデのトップに評価されたのはフランス牝馬のオパリーヌ Opaline Ⅱ でした。チーヴリー・パーク・ステークスの内容が良かった...

英国競馬1961(1)

一昨年から始めた50年前のイギリス競馬回顧、今年も数回に分け、ブログのタイトルに倣ってクラシック・レースを振り返って行きましょう。第1回は2000ギニー。 前年の2歳戦線にはこれと言った中心的存在は無く、特に牡馬は不作の感がありました。実際...

久し振りの競馬ネタ

既に日本でも報道されているように、昨日の午後、香港のシャー・ティン競馬場で4鞍の国際レースが行われました。当競馬日記の守備範囲はヨーロッパですが、シーズンが終わったヨーロッパの馬たちも香港に多数チャレンジします。 大スポンサーであるキャセイ...

オブライエン/ムルタ・コンビ、有終の美

昨日の土曜日、フランス平場シーズン最後のパターン・レースが行われました。私のヨーロッパ競馬レポートも今年の最終回です。 例年最期を飾るのが、サン=クルー競馬場のクリテリウム・ド・サン=クルー(GⅠ、2歳牡牝、2000メートル)。最後のGⅠ戦...

今年も休戦記念日に

フランスの平場競走パターン・レースも残り僅かになってきました。昨日は11月11日、アーミスティス・デイの休日恒例、フィーユ・ド・レール賞(GⅢ、3歳上牝、2100メートル)が行われました。重馬場のトゥールーズ競馬場。 このレースの歴史などに...