カテゴリー: 自然

イノコズチ

秋も深まってくると、彼方此方にイノコズチが目立ってきます。これを美しいと思う人は少ないでしょうねぇ~。 子供の頃は「ヒッツキ虫」と読んで遊んでいました。果実がクリップのようになっていて、服に引っ掛かるんです。 ヒッツキ虫の代表はイノコズチと...

イヌタデ

前々回、タデ科タデ属のミズヒキを取り上げましたが、今回も同じ属のイヌタデを扱いましょう。 日本の秋を代表する植物。子供の頃は空き地に群生し、拙宅の隣にあった空き地もイヌタデ一色、ピンクの絨毯状態になっていたことを思い出します。 その頃は「犬...

ツルボ

私の植物日記は日々の散歩で目に止まった路傍の花、多くは雑草として片付けられてしまう植物を取り上げていますが、今日のツルボはチョッと違って私の散歩コースでは見掛けないものです。 このところテレビでもヒガンバナが良く取り上げられますが、私にとっ...

ミズヒキ

ミズヒキは雑草というイメージではありませんが、地味なことでは横綱級でしょう。しかしこの地味さ加減が如何にも日本人向きで、わざわざ庭に植える人も多いそうです。 花期がとても長く、8月の未だ暑い頃から盛んに咲いていましたが、9月に入っても一向に...

カヤツリグサ

これも秋に目立つ植物です。雑草と呼んでも差し支えないほど都会でも普通に見ることが出来ますね。 以前に取り上げたイネ科のエノコログサ、オヒシバ、メヒシバと同じ単子葉の被子植物ですが、これはカヤツリグサ科に分類されています。 都会では道端よりも...

ヒガンバナ

チョッと早いようですが、ヒガンバナを取り上げます。 早い、というのは二つ意味があります。 その第一、この花は名前の通り秋のお彼岸に合わせたように咲きますね。お彼岸には未だ時間がありますが、早いものはもう咲き出しています。萎れた株もあるほど。...

タマスダレ

今年もタマスダレの季節が廻ってきました。 昔、蒲田の会社に勤めていた頃、事務所の往き帰りによく見たものです。 最初は何と言う植物だろうと思って一般的な植物図鑑に当りましたが、見つかりませんでした。 その後、子供向けの図鑑を見ていて発見、「タ...

クロマダラソテツシジミ?

見たわけじゃないですよ。今朝のニュースです。 最近テレビを新しくした所為で、画面に惹かれてテレビを見る時間が長くなったようです。特にニュース番組。 気のせいか、自然絡みのニュースが多いようですね。 先日も「クローズアップ現代」という番組でス...

マメアサガオ

これは今朝の散歩で発見し、名前も同時に同定できたものです。私にとって新知見のホヤホヤ。 JR大井町駅から京浜東北線に沿って線路の東側を通っている立会道路の緑地帯で見つけました。 昔は立会川が流れていた処。川を暗渠にして、車は入れない緑道にな...

ヒヨドリジョウゴ

引き続き蔓植物です。 そろそろヒヨドリジョウゴが目立つ季節になってきました。名前の由来は、ヒヨドリが鳴く頃に花が咲く、というのと、この実をヒヨドリが好んで食べるからというのがあるようです。 漢字で書けば「鵯上戸」。 鳥のヒヨドリはすっかり都...

へクソカズラ

今日も蔓植物です。 素人考えですが、蔓を絡ませて成長する植物は、他の植物や垣根などに取り付いて春から夏に成長し、夏の終りから秋にかけて花を付けるものが多いような気がします。 朝晩に虫の音が目立つようになっていた此の頃、そうした蔓植物の花が目...

ヤブガラシ

夏の雑草の代表、ヤブガラシが目立ってきました。蔓(つる)で伸びるお馴染みの植物で、名前の「藪枯らし」は言い得て妙でしょう。 都内に限らず何処でも見られるもので、昆虫がたくさん集まることでも目を惹きますね。 特にアオスジアゲハが良く集まり、子...