カテゴリー: 音楽番組

2017プロムスのコンセルトヘボウ(2)

前日に続いて9月2日もコンセルトヘボウのプロムス、ハイドンとマーラーの交響曲2本立て。いつか来た道という懐かしいプログラミングでした。 9月2日 ≪Prom 66≫ ハイドン/交響曲第82番      ~休憩~ マーラー/交響曲第4番  ロ...

2017プロムスのコンセルトヘボウ(1)

今年のプロムスも遂に最終週に突入しました。正確に言えば1週間と2日、9日間を残すのみです。 ということは、最終日のラスト・ナイトを除けば後8日で、内6日間は海外オケの客演、あとはBBC響とロンドン・フィルと言うことで、演奏される作品も殆どが...

ビチュコフもロシア・プログラム

8月最後のプロムスは、BBC響をビチュコフが指揮したロシア・プログラムでした。 今年はロシアの10月革命から数えて100年目に当たります。それ故でしょう、2017プロムスはロシア音楽が取り上げられることが多いようですね。 8月31日 ≪Pr...

ノルウェーの次はスウェーデン

オスロ・フィルに続いて登場するのは、スウェーデンのロイヤル・ストックホルム・フィル。指揮は首席指揮者のオラモ。 オラモはプロムスのオケであるBBC響の音楽監督も兼務していて、プロムスでは大活躍。当然ながら客席の人気も絶大です。 8月30日 ...

オスロ・フィルのロシア・プロ

8月も残り3日となった時点でのプロムス、この時期になると海外からの招待オーケストラが目立ってきますが、29日はノルウェーの老舗、オスロ・フィルが音楽監督ぺトレンコとオール・ロシア・プロを披露しました。 8月29日 ≪Prom 60≫ ストラ...

プロムスの「皇帝ティトゥスの慈悲」

毎年プロムスで演奏されるオペラ全曲、今年は政治を扱ったオペラ3作が取り上げられましたが、フィデリオ、ホヴァンシチーナに続く第3弾が皇帝ティトゥスの慈悲でした。 例年グラインドボーン音楽祭とタイアップしているセミ・ステージ上演です。 8月28...

シンシナティ交響楽団のプロムス・デビュー

ボヘミアの古い宗教改革に因んだ作品を聴いた後は、新天地アメリカからやって来た老舗オケのプロムス・デビューへとバトンタッチされます。 8月27日 ≪Prom 58≫ バーンスタイン/交響組曲「波止場」 コープランド/リンカーンの肖像     ...

ボヘミアの宗教改革

8月20日のプロムスで宗教改革500年祭コンサートを紹介しましたが、ルターの業績はヨーロッパ中に関係があり、26日のプロムスでもチェコの宗教改革500年記念コンサートが行われました。 8月26日 ≪Prom 56≫ 作曲者不詳/フス党のコラ...

ミラノ・スカラ座フィルのプロムス・デビュー

前回のプロムス・レヴューは22日のBBC響でしたが、次の23日は新世界交響曲の解剖プログラム、更に24日はジャズと言うことで2日間はパスしました。 この1週間ほどは2日遅れのレポートでしたので、これでスタートした頃の1日遅れに戻ったことにな...

エルガー交響曲全集、最終回

プロムスのホスト・オケ、8月第4週はオラモ指揮、極めてオーソドックスなオーケストラ作品プログラムでした。 8月22日 ≪Prom 51≫ シベリウス/歴史的情景第1組曲 サン=サーンス/ピアノ協奏曲第2番      ~休憩~ エルガー=ペイ...

2年連続、グラジニテ=ティラとバーミンガム市響

声楽付きの大曲が続いたあとは、スリムなことこの上ないグラジニテ=ティラとバーミンガム市響がベートーヴェンを中心にしたプログラムでの登場。同コンビは2年連続のプロムスです。 去年は首席指揮者と言う肩書だったグラジニテ=ティラ、今年は更に格が上...

宗教改革記念日のヨハネ受難曲

8月20日はマルティン・ルターの宗教改革記念日と言うことで、プロムスでも1日中記念の演奏会が続きました。 オルガンの演奏会、BBCシンガーズが歌う受難物語等々、私はそのメインでもあるヨハネ受難曲のコンサートを聴いたのですが・・・。 私はキリ...