カテゴリー: 音楽番組

連日のBBCフィル

前回に続いて、8月2日のプロムスもBBCフィルの担当です。2日目の指揮者は首席指揮者ファンホ・メナ。 今年のプロムスはシェークスピア没後400年を記念した特集が目立ちますが、もう一つの隠れテーマに南米特集があります。もちろん、今週末からブラ...

ヴィドマンを聴こう

8月最初のプロムスは、2日間に亘ってBBCフィルハーモニックが登場します。1日は首席客演指揮者のストルガード、2日が首席指揮者のメナという分担。 その1回目、フィンランドの指揮者でヴァイオリニストのストルガードが振ったのは北欧を中心にした次...

ロイヤル・アルバート・ホールで連荘(1)

7月最後、31日の日曜日はマチネーと夜の公演、プロムス二本立てでした。どちらもロイヤル・アルバート・ホールで行われたもの。 今回は通常の夜公演だけ聴こうと思っていましたが、マチネーも面白そうだったので立て続けに聴いてしまいました。余り書くこ...

ガーディナーのロメオとジュリエットは異稿版?

ノリントン、ハイティンクと続いたプロムス、30日は古楽器系の巨匠サー・ジョン・エリオット・ガーディナーが得意のベルリオーズを披露しました。 もちろんシェークスピア没後400年に因んで劇的交響曲「ロメオとジュリエット」でしたが・・・。 7月3...

巨匠ハイティンクのプロムス50年

前日のシュトゥットガルト放送交響楽団、最後の演奏会に続いて客席が沸きに沸いたコンサートが続きます。7月29日に行われたのは、ハイティンクがプロムスに登場して半世紀を記念する大曲の演奏会でした。 7月29日 ≪Prom 18≫ マーラー/交響...

シュトゥットガルト放送交響楽団、最後の演奏会

いつものようにパソコンをBBC3に繋げ、7月28日の夜7時からのプロムス中継を聴き出してビックリしてしまったのですが・・・。 海外音楽事情に疎いので先刻まで知らなかったこと。私も来日公演を聴いたことがあるシュトゥットガルト放送交響楽団が、英...

テーマは「死」?

7月27日に行われたプロム16は、BBCウェールズ管のコンサート。今年のプロムスはファースト・ナイトからずっと声を伴う作品が登場し続けてきましたが、2週目を過ぎて漸く純粋に器楽だけの作品による演奏会となりました。 7月27日 ≪Prom 1...

ペインの新曲とチェンのプロムス・デビュー

火曜日のプロムスは、この音楽祭には無くてはならない存在の指揮者・アンドリュー・デイヴィスが、かつて首席指揮者を務めていたBBC交響楽団を振るコンサートです。 今回も合唱を伴う作品が2曲、今年のプロムス「声」付き演奏会の連続記録更新と言った所...

プロムスの「セヴィリアの理髪師」

プロムスには毎年、グラインドボーン祝祭歌劇場が登場し、その年の音楽祭の出し物から1本をプロムスでセミ・ステージ上演するのが習わしです。 今年の出し物はロッシーニの「セヴィリアの理髪師」、キャストは以下の面々。 7月25日 ≪Prom 14≫...

リンドベルイの新曲と第9

前回、今年のプロムスは声楽作品が多いと書きましたが、24日のプロムスも声楽を含む最も有名な作品、ベートーヴェンの「だいく」が取り上げられました。 思えば第9はロンドンのフィルハーモニック協会から委嘱されたのが作曲の切っ掛け。それも委嘱が丁度...

テーマは親子関係?

気のせいでしょうか、今年のプロムスは声楽を伴う会が例年以上に多いようです。英国人の合唱好きは承知していますが、これまで聴いてきたコンサートは全て何らかの形で「声」が登場していたと思います。 で、23日に行われたBBCウェールズ・ナショナル管...

セルクル・ド・ラルモニーのプロムス・デビュー

21日のプロムスはダンスを見て楽しむ会ですから、音声だけのネット中継では意味がありません。演奏された作品も私には縁の無いものが多いのでパスし、一日置いたプロムス9を聴きました。 7月22日 ≪Prom 9≫ モーツァルト/交響曲第39番 メ...