カテゴリー: 音楽番組

ビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィル

日曜日のプロムスはワールド・オケの一環、チェコ・フィル登場です。と言っても指揮のビエロフラーヴェクはBBC響の首席を務めたマエストロで、イギリスでは仲間も同然でしょう。 もちろん日本にもお馴染み。今回は主にチェコの音楽ということで盛り上がり...

お伽噺に因んだクラシック

さて先週土曜日のプロムスは、又してもオラモ登場。今年のプロムスを仕切っているマエストロが取り組んだのは、 8月23日 ≪Prom 49≫ ラヴェル/バレエ組曲「マ・メール・ロワ」 ユッカ・ティエンスー Jukka Tiensuu/Voice...

アイスランド響のプロムス・デビュー

バーミンガムに続いて登場したのは、世界のオーケストラ・シリーズの一翼を担うアイスランドからの賓客、今回がプロムス初登場となるアイスランド響のコンサートでした。 8月22日 ≪Prom 48≫ ハウクール・トマソン Haukur Tomass...

52年目の戦争レクイエム

21日のプロムスは、今年のテーマの柱である戦争。戦争と言えば英国ではこの曲が欠かせません。 8月21日 ≪Prom 47≫ ブリテン/戦争レクイエム  バーミンガム市交響楽団  指揮/アンドリス・ネルソンス Andris Nelsons  ...

千両役者バレンボイム

一昨年はベートーヴェン交響曲全曲シリーズ、去年はワーグナーの指輪全曲でプロムスを沸かせたダニエル・バレンボイム、今年のプロムスはこの演奏会だけですが・・・。 今回は2012年、ロンドン五輪の年にベートーヴェンを全曲取り上げたウエスト=イース...

メルボルン響のプロムス初登場

このところ暫くプロムスは現地大英帝国のオーケストラが続いていましたが、19日は今年のテーマでもある世界のオーケストラ・シリーズの一環です。 南半球からオーストラリアのメルボルン交響楽団のプロムス初登場。メルボルン響と言えばかつて我が岩城宏之...

エド・ガードナーとBBC響のロシア音楽

続いて18日のプロムス、一転してロシア音楽の夕べ、とも言えるようなコンサートでした。 8月18日 ≪Prom 43≫ ストラヴィンスキー/幻想的スケルツォ ラフマニノフ/鐘      ~休憩~ ストラヴィンスキー/ヴァイオリン協奏曲 チャイ...

第一次世界大戦に縁の作曲家たち

今年のプロムスのデーマの一つが第一次世界大戦勃発100周年ということは何度も紹介していますが、その極め付けが17日に行われたBBCスコティッシュ管の演奏会でした。 このプログラムを見て直ぐにそれがピンと来る人は、余程のクラシック音楽通でしょ...

ハイティンクの王道プログラム

先週土曜日のプロムスは、今年3月に85歳を迎えた巨匠ベルナルド・ハイティンクによる正に王道を行くプログラムが披露されました。マエストロにとって今年はデビュー60年の記念の年でもあります。 先日年下のローリン・マゼールが亡くなって世界をガッカ...

時代を超えたプログラム

プロムス後半戦最初は、バロックから現代までの幅広い時代を俯瞰するプログラムです。今年がアニヴァーサリーに当たる二人の作曲家が最初と最後に置かれるという選曲。 8月15日 ≪Prom 39≫ ラモー/組曲「華やかなインド人」 バーナード・ラン...

前半の締め括り

プロムス・ラストナイトはプロム76ですから、今回聴いた38は丁度真ん中、今年も前半の締め括りとなります。 8月14日 ≪Prom 38≫ シベリウス/フィンランディア マックスウェル=デイヴィス/交響曲第5番 ブリッジ/オレイション Ora...

ヴォーン=ウィリアムスとアルウィン

今年のプロムスの顔、オラモの指揮者としての第二弾です。この日のソリスト、ヤンセンのリサイタルでもヴァイオリニストとしてプロコフィエフを弾いたばかり。今回はイギリス作品のプログラムでした。 8月13日 ≪Prom 36≫ ヴォーン=ウィリアム...