仏オークスの汚名を晴らす

一方フランスのドーヴィル競馬場でも夏競馬真っ盛り。土曜日から月曜日までの3日間にG戦が計6鞍行われる予定です。昨日はヴェルメイユ賞の前哨戦の一つでもあるポモヌ賞 Prix de Pomone (GⅡ、3歳上牝、2500メートル)一鞍。goo...

ニューバリーの夏競馬

イギリスの夏競馬と言えばグッドウッド競馬場のグローリアス開催、ヨーク競馬場のイボア開催が有名ですが、その間に挟まれるようにして行われるのがニューバリーの夏開催です。 と言っても開催そのものは2日間だけ、G戦も二日目に行われる2鞍だけですが、...

BBCウェールズ管演奏会、第一夜

8月11日と12日は二日続けてBBCウェールズ・ナショナル管が登場します。指揮は共に首席指揮者のトーマス・ソンダーガード 両日ともにBBCが委嘱し、今プロムスで世界初演される協奏曲が含まれることが共通しています。その初日は、 8月11日 ≪...

ゴッホとピカソ

出掛けている間のプロムスも何とか追い付いて、今日は10日に行われたデュティユー・シリーズの最終回を聴きました。サカリ・オラモとBBC響が締め括ります。 8月10日 ≪Prom 34≫ デュティユー/時間、空間、動き HK・グルーバー/バスキ...

オブライエン厩舎に一矢

続いてアイルランド、レパーズタウン競馬場で行われたマイルGⅢ戦のデスモンド・ステークス Desmond S (GⅢ、3歳上、1マイル)を取り上げましょう。こちらも馬場は good to firm と固く、白夜の時期らしく夜7時半スタートでし...

コックス師、ソヴリンを連覇

昨日はイギリスとアイルランドで同じようなGⅢ戦が行われましたが、最近は国別に記事を分けていますので、今回も別々にレポート致します。 先ず英国ソールズベリー競馬場で行われたソヴリン・ステークス Sovereign S (GⅢ、3歳上牡せん、1...

アラン・ポーとボードレール

今日は9日のプロムスも聴いちゃいましょう。今年生誕100年を迎えたデュティユー作品の第2回目、チェロ協奏曲です。 8月9日 ≪Prom 33≫ マーク・シンプソン Mark Simpson/イスラフェル Israfel(ロンドン初演) デュ...

デュティユー生誕100年

プロムスでは毎年アニヴァーサリーを迎える作曲家を特集しますが、何と言っても今年は生誕100年を迎えるアンリ・デュティユーでしょう。室内楽プロムスでは既に弦楽四重奏曲が演奏されていましたが、8月8日からの3日間は、本体のプロムスで連続して3作...

ロイヤル・アルバート・ホールで連荘(2)

7月の最終日、日曜日のプロムスは昼の部と夜の部が共に面白かったので梯子、というか同じホールだったので連荘(れんちゃん)として纏めて紹介しましたが、8月第1週の日曜日も同じスタイル。昼も夜も聴かなきゃ、というプログラムだったので、今回も連荘と...

オーディオ・ファイル、ツァラと惑星

今日はサボっていたプロムスを取り返すべく、二日分聴いちゃいましょう。8月6日の土曜日に行われたプロム29です。 土曜日と日曜日、二日続けて英国自慢のユース・オーケストラがアルバートホールに登場しますが、この回は英国ナショナル・ユース・オケ。...

クーシストって、何?

8月5日から7日までのプロムスは、ある意味で全て関連性があるようです。チャイコフスキーの協奏曲、ストラヴィンスキーの三大バレエ、女流作曲家の新曲、ユース・オーケストラの演奏といった共通点ですね。 そのトップバッターが、5日夜のBBCスコティ...

奥蓼科とエク

8月第1週の週末、室内楽ファンが向かうのは長野県茅野市にある蓼科隠れ山荘「むさし庵」と決まっていたものでしたが、去年はご存知の様にファースト西野が療養中と言うことで休止。我々も無聊を慰めるために新幹線開通前の函館で涼をとったものでした。 そ...