二冠馬の再始動

1月9日のアメリカ競馬はガルフストリームとサンタ・アニタで合計5鞍のG戦。正月第1週はシーズン初めの手探り感もありましたが、昨日はこれからGⅠを目指す馬たちの本格的なトライアルとなったようです。 1月早々ブラッドホースのビデオ映像が不調でし...

英国競馬1966(4)

エプサム競馬場のもう一つのクラシック、ダービーの翌々日に行われたオークスです。 牝馬のプレミエ・クラシックは、ダービーとは異なり、話題は今一つ盛り上がりませんでした。本番の3週間前にブックメーカーが出したオッズ上位5頭の中で、実際に走ったの...

英国競馬1966(3)

1966年の英国競馬、3回目は愈々エプサム・ダービーです。今は6月第1週で定着していますが、この年は5月25日に行われました。 2000ギニーからダービーにも参戦したのは、8着プリテンダー Pretendre 、5着アンベリコス Amber...

英国競馬1966(2)

昨日に続いて1966年の英国クラシック・レース、2000ギニー翌日の4月28日に同じニューマーケット競馬場で行われた1000ギニーを回顧して行きましょう。 最初に2歳時の勢力分布から見て行くと、フリー・ハンデで首位となった牝馬は、2歳の秋に...

英国競馬1966(1)

毎年1月は50年前の英国競馬を回顧するコーナーを続けてきました。2009年から始めましたので、今年は8回目。改めて時の流れの速さを痛感します。何時まで続けられるか判りませんが、海外競馬の語り手は日本では決して多くないと思いますので、出来る限...

モンロヴィア、連覇成らず

アメリカ競馬G戦の二日目、1月3日はサンタ・アニタ競馬場でG戦は一鞍のみが行われました。 この競馬場独特の下り坂芝コースで行われるモンロヴィア・ステークス Monrovia S (芝GⅡ、4歳上牝、約6.5ハロン)。馬場は firm の発表...

2016年最初の土曜競馬

新年を迎えたばかりですが、アメリカの競馬シーズンは最初の土曜日となる1月2日からG戦目白押し。思えば4か月後にはケンタッキー・ダービーが行われる時期でもあり、二日前に3歳になったばかりの馬たちも早々と始動しています。 ところでいきなりのお断...

申年生まれの大作曲家

毎年恒例、正月3日は干支に因んだ作曲家考察です。何年か前はネットで「猿に因んだ音楽」などというネタで盛り上がっていましたが、今や懐かしい時代になってしまいました。 さて「猿」と言えばダーヴィンの進化論で「人は猿から進化した」という説が発表さ...

2016年のアニヴァーサリー(演奏家編)

お正月の余興、今年も第2弾はアニヴァーサリー・ネタ演奏家編。例年通り10年単位で拾っていきますが、ウッカリ大物を落としているかもしれません。その際は平にご容赦を・・・。 人数が多いので故人に限りました。 今年調べていて気が付いたのは、チェロ...

2016年 迎春

あけましておめでとうございます。 毎年恒例、元旦はこのネタです。50年単位のアニヴァーサリーを迎える作曲家。 ジェズアルド・ディ・ヴェノーサ (1566-1613) 生誕450年 伝3月8日 ジョヴァンニ・パイジェルロ (1740-1816...

今年の締めはフランケル

昨日の日曜日にサンタ・アニタ競馬場で行われたロバート・J・フランケル・ステークス Robert J. Frankel S (芝GⅢ、3歳上牝、9ハロン)が、今年最後のアメリカ競馬G戦でした。このレポートが当ブログの今年最後の更新記事にもなり...