作成者: メリーウイロウ

エド・ガードナーとBBC響のロシア音楽

続いて18日のプロムス、一転してロシア音楽の夕べ、とも言えるようなコンサートでした。 8月18日 ≪Prom 43≫ ストラヴィンスキー/幻想的スケルツォ ラフマニノフ/鐘      ~休憩~ ストラヴィンスキー/ヴァイオリン協奏曲 チャイ...

オーストラリアは何処へ行く?

8月20日から4日間、イングランド北部のヨーク競馬場で伝統のイボア開催が行われます。昨日はその初日、大注目のダービー馬オーストラリアが秋に向けて始動しましたが、その前にもう2鞍のG戦からレポートして行きましょう。 ヨーロッパ北部は比較的天気...

第一次世界大戦に縁の作曲家たち

今年のプロムスのデーマの一つが第一次世界大戦勃発100周年ということは何度も紹介していますが、その極め付けが17日に行われたBBCスコティッシュ管の演奏会でした。 このプログラムを見て直ぐにそれがピンと来る人は、余程のクラシック音楽通でしょ...

アヴニール・セルタン、トライアルを圧勝

昨日のドーヴィル競馬場も相変わらずの very soft 、雨は降っていなかったようですが、馬場が重いことに変りはありません。そんな中、ヴェルメイユ賞のトライアルとして知られるノネット賞 Prix de la Nonette (GⅡ、3歳牝...

ハイティンクの王道プログラム

先週土曜日のプロムスは、今年3月に85歳を迎えた巨匠ベルナルド・ハイティンクによる正に王道を行くプログラムが披露されました。マエストロにとって今年はデビュー60年の記念の年でもあります。 先日年下のローリン・マゼールが亡くなって世界をガッカ...

時代を超えたプログラム

プロムス後半戦最初は、バロックから現代までの幅広い時代を俯瞰するプログラムです。今年がアニヴァーサリーに当たる二人の作曲家が最初と最後に置かれるという選曲。 8月15日 ≪Prom 39≫ ラモー/組曲「華やかなインド人」 バーナード・ラン...

芝の長距離、本当に強いのは?

日曜日もアメリカではG戦が続きます。3場で3鞍。 先ずモンマス・パーク競馬場のフィリップ・H・イズリン・ステークス Philip H. Iselin S (GⅢ、3歳上、9ハロン)から行きましょう。fast の馬場に3頭が取り消して5頭立て...

重も関係なし

日曜日、悪天候が続くフランスのドーヴィル競馬場で注目のG戦が2鞍行われました。但し雨は止んで馬場は soft 、最悪の状態は脱しましたが、それでも多くが出走を躊躇う様な重い馬場には違いありません。 先ずはミネルヴァ賞 Prix Minerv...

前半の締め括り

プロムス・ラストナイトはプロム76ですから、今回聴いた38は丁度真ん中、今年も前半の締め括りとなります。 8月14日 ≪Prom 38≫ シベリウス/フィンランディア マックスウェル=デイヴィス/交響曲第5番 ブリッジ/オレイション Ora...

サプライズが続くアーリントン国際

8月16日のアメリカ競馬は、何と言ってもシカゴはアーリントン・パーク競馬場の国際競馬フェスティヴァルに注目が集まります。日本では余り関心が無いようですが、ヨーロッパからは多くの有力馬が参戦するため、競馬先進国では毎年話題になる競馬週間の一つ...

フランスは異常気象

今年の夏は各地で雨が多く、日本でも特に西日本は連日の雨。夏は何処に行ってしまったのだろうという異常気象が続いていますが、それはヨーロッパも同じの様で、特にフランスでそれが目立っているようです。 昨日はイギリスとフランスからG戦の結果が入って...

ヴォーン=ウィリアムスとアルウィン

今年のプロムスの顔、オラモの指揮者としての第二弾です。この日のソリスト、ヤンセンのリサイタルでもヴァイオリニストとしてプロコフィエフを弾いたばかり。今回はイギリス作品のプログラムでした。 8月13日 ≪Prom 36≫ ヴォーン=ウィリアム...