将来のチャンピオンを探すニューマーケットの旅

凱旋門賞から2週間、ヨーロッパ競馬は今年最後の盛り上がりを見せます。競馬の発祥国イギリスが面子をかけた二日間、ニューマーケットとアスコットという二大舞台でのGⅠ戦6連発。 ここ数年秋開催の再編が進んできた英国競馬でしたが、恐らく今年のスタイ...

芝の長距離戦

今週のアメリカ競馬はブリーダーズ・カップの2週前ということもあり、G戦は短期開催中のキーンランド競馬場で行われる3鞍のみ。それも木・金・土の3日間で一鞍づつという静かな週末を迎えています。 昨日10月16日のG戦は、シカモア・ステークス S...

今年はリヨン

今年のフランス競馬も愈々最終段階に入ってきましたが、昨日は地方競馬では数少ないG戦の一つであるアンドレ・バボアン賞 Prix Andre Baboin (GⅢ、3歳上、2000メートル)が行われました。 ボルドー、リヨン、マルセイユの三つの...

弦楽四重奏の旅・第1回

台風19号(ヴォンフォン Vongfong)がヒタヒタと迫りくる中、クァルテット・エクセルシオの新シリーズを聴いてきました。会場は来年3月一杯で閉鎖が決まっている信濃町の津田ホール。 現在でも室内楽を中心にファンの多いホール、私共の在所から...

アーリントンからベルモントへ

10月12日の日曜日、アメリカのG戦はベルモント・パーク競馬場で行われたアセーニア・ステークス Athenia S (芝GⅢ、3歳上牝、8.5ハロン)一鞍のみ。馬場は yielding 、ダートのみの登録馬1頭の他にもう1頭が取り消して10...

百万ドル牝馬、遂にGⅠ奪取

毎週土曜日はG戦が二桁行われてきたアメリカ競馬ですが、来月初めのBCへのトライアルも全て終了し、今週は静かなもの。昨日はG戦が2鞍でしたし、日曜日も一鞍しか行われません。 ということで10月11日のレポート、一つはベルモント・パーク競馬場の...

3年連続成るか?

秋のニューマーケット再編、今年のセザレウィッチ開催で行われたG戦はオータム・ステークス Autumn S (GⅢ、2歳、1マイル)一鞍だけでした。去年に比べると、このレースだけが分断された形。 good の馬場に1頭が取り消して9頭立て。前...

サルビアホール 第37回クァルテット・シリーズ

鶴見のサルビアホールが賑っていました。第11シーズンの2回目は、ドイツの名門ヘンシェル・クァルテットのコンサートです。 私が彼等に接するのは4回目ですが、今回はサルビアホール初登場。レパートリーの中核となるモーツァルトとベートーヴェンに加え...

シャンティーの2歳戦も牝馬

前日のサン=クルーに続き、金曜日もフランスのシャンティー競馬場で2歳G戦が行われました。こちらも soft の馬場で行われたエクリプス賞 Prix Eclipse (GⅢ、2歳、1200メートル)。 短距離戦ということで近年はクラシックとは...

読売日響・第541回定期演奏会

台風の合間を縫うように、読響の10月定期がサントリーホールで行われました。去る3日に91歳を迎えたばかりの桂冠名誉指揮者で巨匠スクロヴァチェフスキ登場。 ブルックナー/交響曲第0番 ~休憩~ ベートーヴェン/交響曲第7番 指揮/スタニスラフ...

賽は投げられた

凱旋門ウィークが終わったフランス競馬、G戦が組まれるシーズンも残り1か月チョッとになりましたが、目玉は2歳戦、来年のクラシック候補探しへと移ります。 その一つ、トーマス・ブライアン賞 Prix Thomas Bryon (GⅢ、2歳、160...

最後のBCトライアル

10月8日、秋開催のキーンランド競馬場でジャスミン・ステークス Jessamine S (芝GⅢ、2歳牝、8.5ハロン)がおこなわれました。勝馬にブリーダーズ・カップへの優先出走権が与えられる最後のレースです。対象になるのは、BCジュヴェナ...