ウィーン国立歌劇場アーカイヴ(17)

ウィーン国立歌劇場のアーカイヴ・シリーズ、第3弾というか4月後半分のプログラムが始まりました。現地14日の配信はチャイコフスキーの「白鳥の湖」でしたが、バレエは私の守備範囲から外れるのでパスし、今日はまたしても「パルジファル」を取り上げまし...

東京籠城日記(6)

1759年の今日、ヘンデルが74才で亡くなりました。ドイツ出身でありながら主にイタリアで学び、イギリスに帰化してオラトリオのジャンルを確立した大作曲家です。実は昨日、4月13日はヘンデルのオラトリオ「メサイア」が初演された日で、死の17年前...

ウィーン国立歌劇場アーカイヴ(16)

4月13日、26年ぶりの「ばらの騎士」を見ました。1994年3月23日の公演。あれからもう26年経ったのかという感慨と、未だ26年かという思いが交錯しますが、これはオペラ画像としては古典中の古典でしょう。私にとって「ばらの騎士」は、ザルツブ...

ウィーン国立歌劇場公演「パルジファル」

ウィーン国立歌劇場の「パルジファル」、アーカイヴ配信として纏めるつもりでしたが、この公演は独立させることにしました。パルジファルは本来4月12日の公演がライブ・ストリーミングされ、オッタヴァ・テレビでも三日間は視聴可能になる演目でした。止む...

東京籠城日記(5)

現実の演奏会から遠ざかって1か月以上が経ちましたが、昨今の状況では未だまだこの状況は長引くのではと懸念されます。そんな折、千葉県の長柄町にあるゴーシュ音楽院から郵便が届きました。開封すると、4月3日から5日まで真名カントリークラブで開催され...

ウィーン国立歌劇場アーカイヴ(15)

復活祭明けのウィーン、現地11日に配信されたウィーン国立歌劇場のアーカイヴは、子供向けヴァージョンの「妖精」でした。子供向けということで現地も朝から、日本時間なら11日の夕方6時から見ることが出来、限定24時間の配信となります。私もそうです...

東京籠城日記(4)

今日、4月11日に初演された作品の中に、ピアノ三重奏の名曲が二つあるのを見付けました。一つはベートーヴェンの大公トリオ、そしてもう一つがドヴォルザークのドゥムキー・トリオです。大公は1814年にウィーンのホテルで、ドゥムキーは1890年にプ...

ウィーン国立歌劇場アーカイヴ(14)

昨日「アリオダンテ」を紹介した時に14日以降のアーカイヴ配信は未定と書きましたが、その記事をアップするとほぼ同時にウィーンからの発表がありました。オッタヴァ・テレビのホームページでは未だ記載がありませんが、今回のアーカイヴ配信は更に継続され...

東京籠城日記(3)

今日は歳時記を離れて最近の話題から。コロナウイルス関連のニュースに埋もれてしまった感はありますが、3月29日にクシシュトフ・ペンデレツキが亡くなりました。クラクフの自宅で療養中だったとのことで、コロナとは関係がなかったようです。志村けんと同...

ウィーン国立歌劇場アーカイヴ(13)

現地時間の昨日8日、ウィーン国立歌劇場の公式ホームページが更新され、今シーズン、即ち6月一杯全ての公演キャンセルが発表されました。14日以降アーカイヴ配信が行われるか否かは、現時点で明らかにされていません。当面予定されているアーカイヴ配信は...

東京籠城日記(2)

4月8日の話題ということですが、今日もネタはたくさんありますね。誕生日ならタルティーニ(1692年)、指揮者のボールト(1889年)とクリップス(1902年)、歌手でフランコ・コレルリ(1921年)とワルター・ベリー(1929年)がいます。...

ウィーン国立歌劇場アーカイヴ(12)

ウィーン国立歌劇場のアーカイヴ、現地7日に放送されたヤナーチェク「利口な女狐の物語」は、日本ではオッタヴァ・テレビを介して8日から10日一杯の三日間見ることが出来ます。2016年4月11日の公演の記録で、残念ながら字幕がありませんが(チェコ...