ペインの新曲とチェンのプロムス・デビュー

火曜日のプロムスは、この音楽祭には無くてはならない存在の指揮者・アンドリュー・デイヴィスが、かつて首席指揮者を務めていたBBC交響楽団を振るコンサートです。 今回も合唱を伴う作品が2曲、今年のプロムス「声」付き演奏会の連続記録更新と言った所...

サラトガは古馬牝馬の短距離G戦

アメリカの夏競馬は土日だけでなく、平日にもいくつかのG戦が組まれているのが特徴と言えば特徴。昨日7月27日は水曜日でしたが、サラトガ競馬場ではオノラブル・ミス・ハンデキャップ Honorable Miss H (GⅡ、3歳上牝、6ハロン)が...

ヴィシー大賞典

昨日はフランスのローカル競馬、ヴィシー競馬場でもG戦のヴィシー大賞典 Grand Prix de Vichy (GⅢ、3歳上、2000メートル)が行われました。ほとんど注目されていないG戦、詳しいレポートも入っていないので、我流で纏めておき...

2016グローリアス・グッドウッド2日目

グッドウッド競馬場の夏競馬、パナマハットが似合うコースで行われるグローリアス開催の二日目はG戦3鞍。何と言ってもトップクラスのマイラーが激突するサセックス・ステークスが見所ですが、ここはレース順に見て行きましょう。 先ずはセントレジャーのト...

プロムスの「セヴィリアの理髪師」

プロムスには毎年、グラインドボーン祝祭歌劇場が登場し、その年の音楽祭の出し物から1本をプロムスでセミ・ステージ上演するのが習わしです。 今年の出し物はロッシーニの「セヴィリアの理髪師」、キャストは以下の面々。 7月25日 ≪Prom 14≫...

2016グローリアス・グッドウッド初日

カレンダーの関係でしょう、いつもより若干早くグッドウッド競馬場のグローリアス・ミーティングがスタートしました。例年は7月末から8月の頭に掛かりますが、今年は7月中に日程を終えてしまいます。 7月26日の火曜日から30日の土曜日までの5日間、...

リンドベルイの新曲と第9

前回、今年のプロムスは声楽作品が多いと書きましたが、24日のプロムスも声楽を含む最も有名な作品、ベートーヴェンの「だいく」が取り上げられました。 思えば第9はロンドンのフィルハーモニック協会から委嘱されたのが作曲の切っ掛け。それも委嘱が丁度...

テーマは親子関係?

気のせいでしょうか、今年のプロムスは声楽を伴う会が例年以上に多いようです。英国人の合唱好きは承知していますが、これまで聴いてきたコンサートは全て何らかの形で「声」が登場していたと思います。 で、23日に行われたBBCウェールズ・ナショナル管...

ソングバードにはジンクスも通用せず

7月24日のアメリカはサラトガとデル・マー、それにモンマスでもG戦が夫々一鞍づつ行われています。 最初にサラトガ競馬場のコーチング・クラブ・アメリカン・オークス Coaching Club American Oaks (GⅠ、3歳牝、9ハロ...

英国馬圧勝のロベール・パパン

フランス競馬もそろそろドーヴィルの夏開催が始まりますが、その前にメゾン=ラフィット競馬場で行われる2歳G戦がロベール・パパン賞 Prix Robert Papin (GⅡ、2歳牡牝、1100メートル)。 パターン・レース・システムが導入され...

セルクル・ド・ラルモニーのプロムス・デビュー

21日のプロムスはダンスを見て楽しむ会ですから、音声だけのネット中継では意味がありません。演奏された作品も私には縁の無いものが多いのでパスし、一日置いたプロムス9を聴きました。 7月22日 ≪Prom 9≫ モーツァルト/交響曲第39番 メ...

カリフォルニア・クローム復活

今週のアメリカはデル・マーとサラトガ、2つの大舞台が勢ぞろいして本格的な夏競馬がスタートしました。7月23日の土曜日はその2場に加えてモンマス・パークからも一鞍、合計5つのG戦が行われました。 先ずは前日開幕したばかりのサラトガ競馬場から2...