注目の若手指揮者

7日のプロムス、正直な所あまり期待せずに聴き始めましたが、最初から素晴らしい表現力に驚嘆。改めてこの指揮者は何者? という印象でコンサートを聴き通してしまいました。そのプログラムは、 8月7日 ≪Prom 29≫ モーツァルト/「イドメネオ...

短距離の王者

アイルランドに続いてフランスのドーヴィル競馬場、こちらは good の馬場でG戦2鞍ですが、先ずルー賞 Prix de Reux (GⅢ、3歳上、2500メートル)から。G戦にしてはややレヴェルの低い8頭が参戦し、唯1頭の3歳馬でサン=クル...

フェニックスはオブライエン師のワン・ツー

日曜日はアイルランドとフランスで2鞍づつのG戦が行われましたが、先ずアイルランドから。 カラー競馬場は good to yielding 。先に行われたのは今年最初の2歳GⅠ戦となるフェニックス・ステークス Phoenix S (GⅠ、2歳...

ナッセン指揮、BBC響の詩的作品集

引き続きプロムス、先週木曜日のコンサートです。何処に焦点があるのか簡単には判らないプログラムですが、どうも詩や絵画などに触発された作品を並べたということのようでした。 指揮のナッセンは確かN響にも登場した筈ですが、個人的にはグラインドボーン...

英国音楽は尾高

数日間サボって周回遅れになっていたプロムス観戦、何とか追い付いてきたようです。今日は8月5日、我が尾高忠明が古巣BBCウェールズ管を振ったオール・イギリス作品のプログラム。 8月5日 ≪Prom 26≫ ウォルトン/「スピットファイア」前奏...

メット、ホイットニーとGⅠ戦2連勝

昨日のアメリカ競馬は3場で合計6鞍のG戦、新しくG戦に格上げされたレース、改名されたレースなどを含めて報告して行きましょう。 先ずはニューヨーク州のサラトガ競馬場から、土曜日は二つのGⅠを含め3鞍のG戦が行われました。最初は3歳牝馬の短距離...

順当に夏競馬

昨日の英国はアスコット競馬場のシャーガー・カップが話題になっていましたが、ここでは静かにG戦を振り返ります。毎年同じスケジュールですが、この日はヘイドックとニューマーケットで夫々一鞍づつのG戦が行われました。 先ず時間的に早かったヘイドック...

プロムスのオルフェオ

プロムスでは毎年のようにオペラの出し物があり、ワーグナー、ヴェルディ、ブリテン、リヒャルト・シュトラウスのアニヴァーサリー・イヤーは多くの全曲演奏が楽しめました。 その意味では今年は比較的大人しく、全曲演奏は2曲だけ。その最初が4日に行われ...

マクミランの傑作

前回に続いてランニクルスが振る大作を聴きましょう。 8月3日 ≪Prom 24≫ サー・ジェームス・マクミラン Sir James MacMillan/交響曲第4番(BBC委嘱、世界初演)      ~休憩~ マーラー/交響曲第5番  BB...

サラトガの3歳芝戦

夏のサラトガ競馬場も第3週目に入り、昨日の金曜日にはナショナル・ミュージアム・オブ・レーシング・ホール・オブ・フェイム・ステークス National Museum of Racing Hall of Fame S (芝GⅡ、3歳、8.5ハロ...

ランニクルス、ヴェルディを振る

今日も2本目のプロムス試聴記。BBCスコティッシュと巨匠ランニクルスが連日登場しますが、初日はヴェルディの大作でした。 8月2日 ≪Prom 23≫ ヴェルディ/レクイエム  BBCスコティッシュ交響楽団  指揮/ドナルド・ランニクルス D...

メナ指揮、ブルックナーの宗教作品

今年のプロムスも7月を聴き終え、今日から8月に入ります。つまり4分の1を経過したということになりますね。8月最初のプロムは、ファンホ・メナが振る宗教作品がメインでした。 8月1日 ≪Prom 20≫ シューベルト/交響曲第4番 ルーク・ベッ...