プロムスの「後宮よりの逃走」

昨日のプロムスは、毎年グラインドボーン音楽祭がロイヤル・アルバート・ホールにセミ・ステージを設置して行われる引っ越し公演でした。今年の出し物は、 8月14日 ≪Prom 39≫ モーツァルト/歌劇「後宮よりの逃走」(セミ・ステージ、ドイツ語...

サラトガの3歳牝馬芝戦はゴドルフィンの馬

金曜日のアメリカはサラトガ競馬場で一鞍、レイク・プラシッド・ステークス Lake Placid S (芝GⅡ、3歳牝、9ハロン)が行われました。今の次期の3歳牝馬による芝戦、firm の馬場に1頭が取り消して5頭立て。前走ベルモント・オーク...

重の長距離馬が制したポモヌ賞

フランスの夏競馬、ドーヴィル競馬場も愈々佳境に入り、今週は金曜日から日曜日までの3日間、連日の様にG戦が行われます。 しかし天候には恵まれないようで、昨日の馬場は very soft 。確か去年も同じようなレポートを書いた覚えがありますので...

ヒンズー教から生まれた名曲たち

1945年生まれの作品、パリ生まれの作品と続けてきたプロムス、今回はインド哲学でもあるヒンズー教との繋がりが深い作品で構成されたプログラムを聴きました。 8月13日 ≪Prom 38≫ ジョン・フォウルズ John Foulds/3つのマン...

GⅠ連戦は伊達じゃない

さて昨日のヨーロッパ、イギリスに続いてアイルランドのレパーズタウン競馬場でも1マイルのGⅢ戦が行われています。デスモンド・ステークス Desmond S (GⅢ、3歳上、1マイル)は、散水しても good to firm という高速馬場に5...

遅れてきた強豪マイラー

8月13日はイギリスとアイルランドで1マイルのG戦が一鞍づつ行われましたが、今年から国別に記事を分割しているので、ここでは英国のマイルG戦を取り上げましょう。 good の馬場で行われたソールズベリー競馬場のソヴリン・ステークス Sover...

パリ生まれの作品たち

8月11日のプロムスはジャズ系の音楽でしたから当方は1回パスし、翌日のコンサートを聴きました。と言うことは正に昨日の夜行われたばかりの会で、これで完全に現地に追い付いたことになります。日本時間では今朝早朝まで放送されていました。 8月12日...

プリティー・エヌ・クール、ソレントを順当勝ち

今週のアメリカ競馬は、土曜日のアーリントン競馬場で開催される芝のフェスティヴァルが大注目ですが、サラトガとデル・マーもその間を縫うように夏競馬が予定通り消化されていきます。 8月12日はデル・マー競馬場のソレント・ステークス Sorrent...

作曲から70年の名曲たち

今日はボーンマス響が登場したプロムスです。ブリテン、コルンゴルト、プロコフィエフと3人に特別な共通点は思い当りませんでしたが、実はこの3曲は全て1945年の作品という大カッコで括られるのですね。 言うまでもなく今年は終戦70年。去年のプロム...

古楽器による運命と幻想

8月9日のプロムスは、古楽器ファンにはロンドンに出掛けてでも聴きたかったコンサートでしょう。 8月9日 ≪Prom 33≫ ベートーヴェン/交響曲第5番      ~休憩~ ベルリオーズ/幻想交響曲  オルケストル・レヴォリューショネール・...

ナショナル・ユース管、マーラー第9に挑戦

引き続き8日のプロムスも聴いて、現地に追い付いちゃいましょう。 8月8日 ≪Prom 31≫ タンジー・デイヴィス Tansy Davies/Re-greening (世界初演) マーラー/交響曲第9番  英国ナショナル・ユース管弦楽団  ...

出番の少ない3歳馬限定のG戦

ということで、昨日はデル・マー競馬場で3歳馬限定のラ・ホヤ・ハンデキャップ La Jolla H (芝GⅢ、3歳、8.5ハロン)が行われました。日本では3歳馬限定戦は秋のクラシックとそのトライアルだけになっている時期ですが、アメリカでは未だ...