読売日響の三大交響曲

ニッパチは、商売の上では流行らない季節。音楽の世界では2月はまだしも、8月は多くの団体が定期演奏会を休むのが普通です。 暑さもありますが、小欄もコンサート通いは極く僅か。ミューザのフェスティヴァルと避暑地の演奏会に通っただけでしたが、昨日は...

アル・カジーム、GⅠ4連勝成らず

昨日の水曜日から土曜日までの4日間、イングランド北部のヨーク競馬場で伝統のイボア開催が行われます。最終日に組まれている名物のイボア・ハンデに名を取った開催ですが、昨今ではハンデ戦は話題に乏しく、イボア開催という呼称もガラ系になりつつあるよう...

サー・コーリン・デーヴィスに捧ぐ

昨日のプロムスはロンドン交響楽団のコンサート、今年4月に亡くなった同団と関係が深かったサー・コーリン・デーヴィスに捧げる演奏会でした。 英国音楽の王道プログラム。 ≪Prom 51≫ ティペット/マスク・オブ・タイム~ファンファーレ ティペ...

常勝、アンドレ・ファーブル

フランス夏競馬の祭典、ドーヴィル競馬場も残り1週間となりましたが、その前の火曜日に行われたのがノネット賞 Prix de la Nonette (GⅡ、3歳牝、2000メートル)。good の馬場に6頭が出走してきました。 このレースのトラ...

ティッチアーティとスコティッシュ室内管

8月第4週の最初、昨日のプロムスはスコットランド室内管弦楽団のコンサートでした。2009年から同オケの首席指揮者を務める若手のティッチアーティという人の指揮。 ≪Prom 49≫ ベルリオーズ/序曲「リア王」 メンデルスゾーン/ピアノ協奏曲...

指揮者として登場したピンチャー

8月18日のプロムスは、BBCスコティッシュ響と、同オケの座付き作曲家を務めるピンチャーの指揮。 ピンチャーは、指揮者としては今回がプロムス・デビューとなるそうです。 ≪Prom 48≫ ラヴェル/スペイン狂詩曲 マティアス・ピンチャー/「...

日曜日も1着馬の降着

GⅠ6鞍に沸いた前日の土曜日と異なり、昨日の日曜日のアメリカは4つの競馬場で夫々一鞍づつのG戦、GⅡとGⅢの比較的静かな休日でした。 先ずはサラトガ競馬場のレイク・プラシッド・ステークス Lake Placid S (芝GⅡ、3歳牝、9ハロ...

やはり速かったノー・ネイ・ネヴァー

昨日はドーヴィル競馬場もクライマックスを迎え、二つのGⅠ戦を含めて3鞍のパターン・レースが行われました。フランス北部は雨に見舞われたようで、馬場状態は good to soft 。 先ずはモルニー賞 Prix Morny (GⅠ、2歳牡牝、...

プロムス・ダブルヘッダー

8月17日、土曜日のプロムスはマチネーと夜、オーケストラの2公演が行われました。所謂ダブルヘッダーはプロムスではよくありますが、オケで2公演というのは余り例が無いように思います。 最初は午後3時開演のバーミンガム市響、首席指揮者ネルソンスで...

一日にGⅠ戦3勝の快挙

8月17日の土曜日、アメリカ競馬はGⅠ6鞍の壮観さで世界を圧倒しています。何時ものようにニューヨークとカリフォルニアに加え、この日はシカゴでもインターナショナル・フェスティヴァルが開催されました。 しかし今レポートは最も結果が早いニューヨー...

久々のデットーリ

昨日の土曜日は英仏でのG戦、秋の大レースを目指す馬たちの活躍が目立ちました。 先ずはイギリス、good の馬場状態で行われたニューバリー競馬場の2鞍。最初はジェフリー・フリーア・ステークス Geoffrey Freer S (GⅢ、3歳上、...

真夏の「真夏の結婚」

昨日のプロムスはオペラ全曲の演奏会形式上演でした。今年のプロムスでは全部で9本のオペラが掛かりますが、内7曲は生誕200年記念のワーグナー、残り2作は何れも英国の作品です。 今年はベンジャミン・ブリテンの生誕100年ですが、何かとブリテンに...