N響委嘱作がプロムスに登場

8月15日のプロムスはロイヤル・フィル、毎年のように登場している音楽監督デュトワによる得意のロシア/フランス・プログラムです。 加えて今年はポーランドの作曲家にスポット・ライトを充てるのも統一テーマ。生誕100年のルトスワフスキの他にシマノ...

ゴドルフィンの新星たち

8月15日のヨーロッパは、英愛仏夫々でパターン・レースが行われ、秋に向けて新しいスターが生まれつつあるようです。 最初にイギリスを見てみましょうか。ソールズベリー競馬場のソヴリン・ステークス Sovereign S (GⅢ、3歳上、1マイル...

チャイコフスキー交響曲シリーズ第4弾

昨日はボーンマス響のコンサート、珍しく初めて聴くような作品の無いオーソドックスなプログラムでした。 指揮のカラビッツは2008年から同響の首席指揮者を務めている若手で、ウクライナ生まれの由。今年のプロムス・チャイコフスキー・シリーズで第2で...

ゲルギーのロシア・プロ

8月13日のプロムスはロンドン交響楽団、首席指揮者ワレリー・ゲルギエフが得意のロシア物を振りました。得意の、と言っても滅多に聴けない作品も含まれているのは流石にプロムスです。 またグラズノフのソロを弾いたトリフォノフはショパン・コンクール第...

カーン作のシタール協奏曲

8月12日のプロムスはBBCウェールズ管、アサートン指揮で日本では余り聴く機会の無い作品が並びました。 ≪Prom 39≫ ホルスト/交響詩「インドラ」 ニシャット・カーン/The Gate of the Moon(シタール協奏曲第1番)(...

無料の第9コンサート

8月10日のプロムスは余り興味が沸かない内容だったのでパス、日曜日の回を聴きました。 この回は、ロイヤル・フィルハーモニック協会創設200年を記念するフリー・プロムスということで、入場無料だったようです。6月28日から売り出し、というかチケ...

勝馬が降着となったアディロンダック

日曜日のアメリカも夏競馬が続き、サラトガとデル・マーでG戦が行われました。 サラトガ競馬場は2歳のG戦が2鞍、先に行われたのが牝馬によるアディロンダック・ステークス Adirondack S (GⅡ、2歳牝、6.5ハロン)です。馬場は fa...

レース・オブ・ザ・イヤー

昨日の日曜日、世界のホースマンの目はドーヴィルに集まりました。サラブレッド界における世界の潮流は、これまでのように2400メートルの距離ではなく、2000メートルから1マイルの距離に中心が移ってきています。 ダービー、キングジョージ、凱旋門...

ワイズ・ダン、2年連続年度代表馬へ視界良好

今週のアメリカ競馬、GⅠ戦こそありませんが、話題の馬が登場するとあって盛り上がりました。土曜日は4つの競馬場で夫々一鞍づつのG戦、順に見ていきましょう。 最初はエリス・パーク競馬場のガーデニア・ステークス Gardenia S (GⅢ、3歳...

ラ・ポム・ダムール、ポモヌを連覇

昨日はイギリスとフランスでG戦が2鞍づつ行われました。GⅡが一鞍で残りはGⅢ、全ては日曜日の決戦、ジャック・ル・マロワ賞のプレリュードと言って良いでしょう。 先に英国から、先ずはヘイドック競馬場ローズ・オブ・ランカスター・ステークス Ros...

バイエルン放響のマーラー「復活」

前日に続き、8月9日のプロムスはバイエルン放送交響楽団の客演、ヤンソンス指揮でマーラーの「復活」が取り上げられました。 ≪Prom 35≫ マーラー/交響曲第2番  バイエルン放送交響楽団  指揮/マリス・ヤンソンス  バイエルン放送合唱団...

雨で変更された芝GⅡ戦

東京は猛暑続きですが、8月9日のニューヨークは雨。サラトガ競馬場で予定されていたナショナル・ミュージアム・オブ・レーシング・ホール・オブ・フェイム・ステークス National Museum of Racing Hall of Fame S...